急成長企業!ネットリサーチ会社マクロミルのオフィスは拡大余裕プラン
外観 ネットリサーチを主業務とする株式会社マクロミル(以下マクロミル)は、2000年1月の設立以来、事業拡張と従業員増を続けている成長企業だ。移転は、今回で5回目になるという。「過去の移転では、その時の人員でのスペース確保をしていくほうが費用を抑えることができました。ですが、現在の人数になってくると引っ越し費用等での無駄も多くなり、今回は長期間使うことを前提にしようと」(マクロミル執行役員・田代誠氏)。そこで売上計画や人員計画から将来的な見通しを立て、渋谷からの移転先として品川イーストンタワーを選んだ。「各クライアントへのアクセスがいいし、再開発で注目を集めているエリアでもある。また大阪に支店を出したので、品川駅に新幹線が停まるようになったこともポイントです」(同氏)。
●執務スペースは作業効率改善を意識してレイアウト
オフィス 現オフィスの広さは、以前の約3倍だ。「前は、人が増えるととにかく空いたスペースに押し込むという感じでした(笑)。今回は、人が増えても対応できるスペースを確保してあるので、業務効率を考えたレイアウトが可能になりました」(同氏)。写真の執務スペースでは、営業→実査→集計→分析といった事業のワークフローに合わせて部署を配置してある。
●従業員用のゾーンと来客用のゾーンを明確に分離
受付

会議室大
「以前のオフィスは、単なる出入り口といった感じで、来客を迎え入れるレセプションというイメージからはほど遠かった。今回は、十分なスペースを確保してデザインにも配慮しました」(同氏)。また、エントランスロビーを境に、従業員専用ゾーンと来客用ゾーンを振り分けたのも新たな試みだ。来客用ゾーンには、120名収容できる大会議室を含めて6つの会議室がある。ゾーンを区分けすることで、社外の人間は執務スペースに許可なく入ることができないため、セキュリティ強化にもつながるのだ。
●社内用の打ち合わせスペースも各所に確保
カウンター 移転前のオフィスでは社内・来客兼用の会議室が3カ所しかなかったため、従業員同士がミーティングできる場を確保することも移転の課題だった。新オフィスでは、執務スペース内に社内打ち合わせ用の会議室を3カ所設け、さらに写真のようなカウンターやマッサージチェアを置いたリラクゼーションスペースも配置。「部署の座席配置とともに、社内のコミュニケーション密度を上げるのに効果があったと思います」(同氏)。
●遊戯スペースや休憩スペースも配置して精神的な"ゆとり"も演出
卓球

休憩スペース(畳)
執務スペースの一角には、卓球台やダーツを置いた遊戯スペースや、和室風の休憩スペースを確保した。「どちらも、残業中のリフレッシュに役立ててもらおうという意図で設置しました」(同氏)。広さだけでなく、精神的にもゆとりが出そうな配慮だ。「今回の移転で採り入れた試みの効果測定は、社内アンケートで分析していく予定です。今度は長く使う予定ですから、不満が挙がった場合は、できる限り改善して使い勝手のいいオフィスを構築していこうと考えています」(同氏)。
●マクロミルのレイアウト図
レイアウト図