魅力的なオフィス構築で、短期間のうちに優秀な人材を集める
株式会社イマージュ・ネット
会社紹介
女性向けの通信販売を手がける株式会社イマージュのWeb事業部門が2004年12月に分社化して誕生したのが、株式会社イマージュ・ネットだ(以下IN社)。最初の従業員数は2名で、執務スペースは親会社のオフィスに間借りする形でスタートした。そして、当初から目指していたという従業員数50名体制が実現した2005年10月に移転を実施。外部にもスペースを借りて分散していたオフィスを集約し、独立企業として再スタートを切った。新オフィスの整備で同社が意識したのが快適性。南国リゾートをイメージしたというラグジュアリーなオフィスを見ていこう。
>>>滝が流れるエントランスと、ホテルのバーラウンジ風接客スペース
エントランス バーカウンター  IN社のオフィスが入っているのは、れっきとしたオフィスビル。ところがエントランス部分(上写真)には、なんと滝が流れている。「マイナスイオンを発生させて、リラックスムードを高めようと(笑)。ただ、水音がうるさく感じることもあるので、簡単に水流を止められるようになっています」(IN社取締役最高技術責任者・今田氏、以下同)。また、エントランスのすぐ横には、バーカウンターが設置された多目的スペースがある(下写真)。「来客用の待機スペースとして使う機会が多いですが、守秘性がそれほど高くない打ち合わせにも利用しています」。バーカウンターの内側には水道のほかにガスコンロや電子レンジなどもあって、本物のバーと比べても遜色のないつくりになっている。「残業時などでも、きちんとした食事をとれる環境を整えておこうという意図で設置しました」
>>>リラックスムードを高める執務スペース
執務スペース デスク  執務スペースには大量の植物が配置され、まるでリゾートホテルのような趣だ(上写真)。「天井高が5m以上あるんですよ。その分、窓も大きいので、大きな緑をたくさん置いても開放感を損ねません」。手前に写っているのは、ミーティング用の小スペースで、執務スペース内に数カ所配置されている。また、従業員のデスクは、通常のものよりゆったりとしたつくりになっている(下写真)。「すべて特注で、幅は140cm確保しています。オフィス内のファニチャーは、すべてバリ島で購入したり、バリ島産の資材を使っているんですよ。従業員の多くはデザイナーかエンジニアで、デスクワークが中心です。そこで、リラックスムードを高めつつ、インスピレーションを刺激するようなインテリアデザインにしたんです」。確かに、この空間であれば長時間でも快適に働けそうだ。
>>>来客にはインパクト十分の会議室を用意
会議室  まるでレストランのVIPルームのようなこのスペースは、IN社に2カ所ある会議室のうちのひとつ。エントランスやバーラウンジと同様にインパクトの強いスペースだ。従業員が出向くより顧客を招く機会のほうが多いというだけに、広告効果も高そうだ。「当社の場合、Webサイトを通じて、いかに消費者の視覚に訴えられるかが勝負です。まずは自社のオフィスをもって、表現能力を判断していただこうという狙いもあるんです。今のところ、多くの来客から『すごいオフィスですね』といっていただけています(笑)」
>>>長時間勤務に配慮して、浴室も設置
浴室  IN社は、もちろん視覚的インパクトだけを追求しているのではない。クリエイティブ系の業務は、時間が不規則になりがちで、場合によっては深夜におよぶことも少なくない。「そんなときは心身ともにリフレッシュしてもらおうと、浴室を設置しました」。設置されているだけでも驚きだが、広さも十分。シングル向けの住宅に付いている浴室よりはるかに大きい。また、写真には写っていないが、この一角には全自動洗濯機も置いてある。「他のスペースや設備も含めて、単に奇をてらったわけではないんですよ。優秀な人材を多く確保することは、当社の重要なミッションです。そのためには、快適な執務環境を整えて、“ここで働いてみたい、働き続けたい”と思ってもらうことが不可欠だと考えた結果なのです」
>>>株式会社イマージュ・ネットのレイアウト図
レイアウト図
会社データ

text by 竹内太郎
photo by 飯田照明