会議室を用途に応じて複数配置し、業務効率をUP
ビットレイティングス株式会社
会社紹介
ビットレイティングス株式会社(以下ビットレイティングス)は、携帯電話向けのモバイルメディア総合事業を手がけるベンチャー企業だ。以前は同じ千代田区の神保町に100m2弱のオフィスを構えていたが、事業拡張とともに、従業員数も急増。スペース不足を解消するために移転を実施することになった。新オフィスに求めた条件は、50名まで収容できる執務スペースや複数の会議室を確保できること。また、移転と同時期に増資を実施したため、企業としての成長をオフィス構築に反映させることも、大きな課題だったという。グレードアップを体現するデザインやレイアウトの手法を紹介していこう。
>>>エントランスでは事業内容や会社の姿勢を象徴
エントランス  ビットレイティングスのエントランスを入ると、ユニークなデザインの受付カウンター(写真中央)が目を引く。「当社の事業内容を示すために携帯電話をイメージしたデザインになっているんですよ。また、カーペットで会社の疾走感を表現しています」(ビットレイティングス モバイルメディアグループポータル事業部マネージャー・天野氏、以下同)。約21m2というゆとりある広さを確保したことと併せて、視覚的なインパクトは十二分だ。「移転前のオフィスでは社名のロゴを表示していただけだったんです。そのころをご存じのお客様には、当社の成長を感じとっていただけると思います」。また、レイアウトでは、エントランスと3つの会議室を固めているのが大きな特徴。「セキュリティ面への配慮から、社外の方が出入りするスペースと社内の人間が使う執務スペースを明確に分けました」
>>>用途に応じて3種類の会議室を確保
大会議室 小会議室 中会議室  以前のオフィスには6名分の会議室が1室しかなく、常に社内で取り合いになっていたという。「埋まっている場合は近所の喫茶店を使うわけですが、あまりに頻度が多いので“第二会議室”と呼んでいたくらいです(笑)。当然、新オフィスでは会議室を複数確保することが必須でした」。注目したいのは、数を増やすだけでなく用途に応じて使い分けられるようにしてある点。8名収容できる大会議室(写真上)は、クライアントなど改まった対応が必要な応接用だ。4名収容できる小会議室(写真中)は、業務提携している社外パートナーとの打ち合わせ用。6名収容できる中会議室(写真下)は、いわばユーティリティースペース。従業員の打ち合わせにも使えるように、エントランス側からも執務スペース側からも出入りできるようにしてある。
>>>将来の人員増も見越した広い執務スペース
執務スペース ミーティングテーブル  執務スペース(写真上)には、約207m2を確保し、最大で50名収容可能になっている。「従業員数は、移転直前が25名で現在が約40名です。移転前は、事業面では人材が必要なのにスペースが足りずに長い間増やせずにいたんです。このため、移転後すぐにまとまった人数を採用しました。以降は少しずつ増やしていく計画なので、この広さを妥当と考えました」。また、座席は業務フローに配慮して各部署を3列に分けて配置。モバイルメディアの運営スタッフを中心に、両翼を営業・管理スタッフとシステム管理スタッフで固めている。「以前の座席配置は人を収めることが最優先で、部署の位置関係は場当たり的でした。現在では業務効率も改善されています」。なお、一角にはミーティングテーブル(写真下)も設置。会議室が増えたことと併せて、打ち合わせも気軽に実施できるようになった。
>>>非喫煙者のためにもリフレッシュスペースを設置
リフレッシュルーム  ビットレイティングスのオフィスレイアウトでユニークなのが、リフレッシュルームだ。ひとつのスペースを2室に分割しているが、右が喫煙者用で、左が非喫煙者用だという。「弊社には喫煙者が多いので、喫煙ルームは当初から設けるつもりだったんですね。ただ、喫煙者だけに配慮するのでは不公平だと思い、タバコを吸わない人がひと息入れられる場所も確保しました」。どちらにもホワイトボードが置いてあって、格式ばらずにミーティングしたい際にも使われることがあるという。
>>>ビットレイティングスのレイアウト図
レイアウト図
会社データ

text by 竹内太郎
photo by 飯田照明