株式会社インタラクティブ・コミュニケーション・デザイン
会社紹介
株式会社インタラクティブ・コミュニケーション・デザインは、システム開発やWeb制作を核に、モバイルネットワーク事業やITソリューション事業を手がけている企業だ。同社は、これまでも従業員増に応じてオフィスを移してきたが、2006年1月に3度目の移転を実施。今度は、執務スペースの拡張だけでなく、ビジネスチャンスの拡大や採用面の強化につながるようなオフィス構築を目指したという。その一環として、入居先にはブランド性が高く、ビル全体でセキュリティ対策の整った港区のアークヒルズを選択。同社がここで展開した、企業の信頼性と魅力を発信するオフィスづくりを紹介していこう。
>>>コーポレートカラーを全面的に打ち出したエントランス
エントランス  入り口の扉を入った正面の壁は、インタラクティブ・コミュニケーション・デザインのコーポレートカラーであるオレンジにし、ロゴを配置。周囲の白い壁とのコントラストで、大きなインパクトとなっている。「今回の移転で、エントランス部分に初めてコーポレートカラーを使いました。お客様に、ひと目で当社だと分かっていただくことが一番の狙いです」(インタラクティブ・コミュニケーション・デザイン取締役事業推進本部長・高井信洋氏、以下同)。ちなみに同社では、移転を企図した段階から、事業拡大や採用活動の積極化を計画していたという。「そういう意味で、このエントランスには、こだわりました」
>>>プロモーション効果も狙った打ち合わせスペース
モニター
打ち合わせスペース
 エントランス部を抜けた先の壁面には、4台のモニターが設置されている(上写真)。「このモニター上で、自社のプロモーションを展開しようと考えました。お客様の当社に対する理解を深めていただくために、事業内容や商品、社員などを、映像で紹介できるようにしたんです」。ユニークなのが、3カ所に設置された打ち合わせスペースからも映像を見られるようになっている点だ(下写真)。「お客様に待っていただく間なども、モニターの映像を見ていただきたいと思い、打ち合わせスペースの壁を透明にしました」。また、同社の打ち合わせスペースの数も、以前より倍増している。採用活動の強化にともなう面接頻度の増加を踏まえたためでもあるが、今回のモニター設置は、会社の情報をできるだけ多く知りたい面接対象者にとっても有効だといえそうだ。
>>>プレゼンテーションのしやすい会議室を設置
会議室  以前はスペースと什器が確保してあるだけだった会議室も一新。無線LANのルータとプロジェクターを設置して、ノートパソコンを持ち込むだけでプレゼンテーションができるようにした。「以前のシステム開発事業は、ひとつのプロジェクトで他社と協業するようなケースが多く、打ち合わせスペース程度の広さで十分でした。しかし、より大きな案件の受注を視野に入れると、さらにプレゼンテーション力のある環境も必要だと感じたわけです」。加えて、この会議室では採用セミナーや新入社員の研修も実施している。当初の狙いどおり、用途も利用頻度も増加しているわけだ。
>>>人員増を想定してレイアウトを考えた執務スペース
執務スペース  執務スペースは、大きく3つにゾーニング。ストレージやパーティション、通路で、営業・管理、広報・商品企画、開発・制作に分けてある。「レイアウト構築では、エンジニアやクリエイターが開発・制作に集中できる環境であることと、各部署の社員が増えた場合にどのように座席を増やせばいいかを先に想定しておくことを心がけました」。なお、ビル自体が総合エントランスで訪問者を管理しているうえ、カードキーにより入退室の管理もすることで、セキュリティレベルは以前に比べてかなり向上している。「勤務体制の信頼性を認めていただけたのだと思いますが、受託開発のビジネス案件も増加しました。また、採用面では早い段階で社員が倍増しました。こうした成果において、今回の移転が占めるところは大きいと考えています。今後も、よりポテンシャルを引き上げるようなオフィスづくりを続けていきたいですね」
>>>インタラクティブ・コミュニケーション・デザインのレイアウト図
レイアウト図
会社データ

text by 竹内太郎
photo by 片岡正一郎