女性専用のリラクゼーションスペースも設置
株式会社ネクストスケープ(NEXTSCAPE)
会社紹介
ネクストスケープは、システム開発を手がける新進気鋭のベンチャー企業だ。以前のオフィスの広さは約260uだったが、いずれ手狭になることを見越して、2006年4月から次のオフィス探しを開始した。主な条件は、同じ三軒茶屋周辺にあること、以前の2倍以上の広さを確保できること、全社がワンフロアに収まることの3点。なかなかいい物件が見つからなかったが、1年近くたってから現在のビルに空きが出るという情報を入手。満を持して移転を実施した。長時間デスクワークに従事するエンジニアの働きやすさに最も配慮したというオフィスの様子をご紹介しよう。
>>>エンジニアが働きやすい「く」の字形デスクを採用
執務スペース  ネクストスケープでは、全従業員のうち7割強がエンジニアだ。「彼らのパフォーマンスが当社の事業の命運を握っていますから、什器や執務スペースのレイアウトは、エンジニアがいかに作業に集中できるかを主眼に置いて考えました」(ネクストスケープ代表取締役社長・小杉智氏、以下同)。エンジニア用に新調した「く」の字形のデスクは、写真のとおり2台のモニターとキーボードを置いても、まだ余裕がある。資料や技術書を見ながらでも、これならストレスなく作業できる。また、イスについては「オフィスファニチャーのショールームをいくつもまわって、最適と思えるものを選びました。ポイントは、背もたれ部分が高くて、ヘッドレストが付いていることですね」。さらに、座席配置にもゆとりを持たせてある。現在は社内打ち合わせ用のテーブルを置いてある部分が今後の増員用のスペースなので、座席間の間隔が狭まることもないという。将来まで見据えて、個々が自分の仕事に没頭しやすい環境になっているといえる。
>>>用途に応じて選択できるミーティングスペース
小会議室 中会議室  以前のオフィスには、最大収容人数15名の会議室が1カ所あるだけだったという。「プロジェクトの規模によっては30名くらいで臨むミーティングもありますから、数だけでなく広さも問題でしたね。新オフィスでは、これを解消するために、バリエーションをつけて複数のミーティングスペースを確保しました」。4〜6名くらいの打ち合わせに最適な小会議室(上写真)、10名前後の会議にも対応できる中会議室(下写真)、最大50名くらいまで収容できる大会議室の3種類だ。なお、大会議室は可動式の間仕切りで2分割できるようにしてあり、都合に合わせてフレキシブルに使い分けられる。「以前は打ち合わせというと、お客様のオフィスを使わせていただくことが常でした。移転してからは、当社のミーティングルームも提供できるので、お客様に来社いただく機会もグンと増えました。自社の信頼性のPRになるという意味でも、大きな効果があると思っています」
>>>女性専用もある多彩なリラクゼーションスペース
オープンスペース 酸素カプセル  リラクゼーションスペースが多彩な点も、ネクストスケープのオフィスの大きな特徴。「執務スペースの一角には、オープンスペース(上写真)を配置。雑談に適したテーブルやゆったり過ごせるソファを置いています。また、本棚には技術書やビジネス書のほかに、マンガも置いているんですよ」。変わりダネが、余ったスペースに置いてある酸素カプセル(下写真)だ。寝袋のような形状のカプセル内には高濃度の酸素が供給されるようになっていて、高いリフレッシュ効果を得られるという。「中で20分〜30分休むと、かなり頭がスッキリします」。このほか、従業員からのリクエストに応える形で、女性専用の休憩スペースも確保。簡易ベッドやソファが置いてあり、気分や体調に応じて、適した休憩時間を過ごせるようになっている。
>>>共用部分から、自社のグレード感を演出
エレベーターホール  写真は、ネクストスケープが入居しているフロアのエレベーターホール。「契約上は共用部ですが、ワンフロア貸し切りのため、オーナーの好意で手を入れさせてもらえたんです。エレベーターの扉が開くとすぐに社名が目に入るので、はじめていらっしゃるお客様にも分かりやすいし、企業としてのグレード感の演出にもなったと思います」。作業の効率やクオリティの向上に加えて、対外的なPRにも有効なオフィスを新設したネクストスケープ。移転後も従業員数を増やし、現在は35名がここで勤務している。「当社の今の目標は、60名体制で臨むような事業規模に拡大していくことです。このオフィスをいっぱいにすると目標が達成されるようにしてありますから、進捗度合いが目に見えるわけです。自分にとっても社員にとっても、励みになりますね」
>>> 株式会社ネクストスケープ(NEXTSCAPE)のレイアウト図
レイアウト図
会社データ

text by 竹内太郎
photo by 木内 博