社内をWebカメラで常時公開するユニークな試みも
株式会社サイブリッジ(CYBRiDGE)
会社紹介
Webサイトの企画制作やコンピュータソフトの開発などを手がけているサイブリッジ。以前のオフィスでは、同じビル内で少しずつ増床しながら増員に対応してきた。しかし、2009年以降の新卒採用が正式に決まったことなどから、大幅増員に備えて移転を実施することになった。立地では、渋谷・表参道の中間という流行の発信地を選択。デザイン性に富んだビルに入居し、ビジネスパートナーや学生に向けたイメージアップも企図したという。同社が新たに取り入れたユニークな取り組みなどとともに、その戦略を紹介していこう。
>>>コーポレートカラーが映えるエントランス
エントランス  サイブリッジのエントランスは、ホワイトが基調になっているため、来訪者に明るく開放的な印象を与える。「コーポレートカラーのブルーが映えるようにという配慮でもあります。以前のオフィスは、単なる“作業場”といった風情で、ドアを開けるとすぐに執務スペースになるようなつくりでした。今回の移転で、受付機能をもたせるとともにロゴマークも配して、洗練されたイメージや信頼性が感じられるようなデザインを心がけました」(サイブリッジ インターネットメディアグループ・水村敏彦氏、以下同)。なお、写真右側に写っている通路の両サイドには、来訪者用のミーティングルームを並べてある。来訪者用と社員専用のゾーンが明確に区別されているため、セキュリティ面でも効果的なレイアウトとなっている。
>>>ロゴ入りカーペットを置いたエレベーターホール
エレベーターホール  2基あるエレベーターの前には、写真のように社名のロゴを入れたカーペットを置いている。「エレベーターのドアが開くと同時に、ご来社いただいた方が訪問先を確認できるようにという配慮です」。小さな円形のタイルが一面に張ってある壁や床、コンクリート打ちっ放しの柱など、普通のオフィスビルとは一線を画したスタイリッシュなデザインとあいまって、エレベーターホール全体が、来訪者にサイブリッジを印象づける要素となっているわけだ。
>>>業務効率にも配慮した執務スペース
執務スペース デスク  上の写真は、サイブリッジの執務スペース。全部で4列ある座席は、奥からプログラマー、デザイナー、営業の順で並べてある。「デザイナーは、Webサイト制作の作業において、営業ともプログラマーとも連携することが多いため、間に挟むことにしました。また、一番手前の列は、来年入社予定の新卒者向けの座席として空けてあります」。また、サイブリッジでは、各座席に設置された液晶モニタとともに、ノートパソコンを併用しツインモニタで作業するのがスタンダード(下写真)。「メールソフトを常時チェックできる状態にしながらビジネス文書を作成するなど、ツインモニタは業務効率を上げるのに大きな効果があると考えたため、移転を機に標準装備としました」。ユニークなのは、執務スペース内にWebカメラを設置し、インターネットを通じて常時オフィスの様子を公開している点だ。「ビジネス上の依頼主や入社を検討なさっている方に当社を知っていただくには、オフィスの様子をご覧いただくのが一番ですから」。これも、移転によって見栄えのあるオフィスを構築できたたまものといえそうだ。
>>>機能性とデザイン性を両立させた打ち合わせスペース
カンファレンスルーム ミーティングルーム  打ち合わせ用のスペースとしては、広めのカンファレンスルーム(上写真)と、5室のミーティングルーム(下写真)を確保。「参加人数や話し合う内容などに応じて選べるように、ファニチャーは全室変えてあります。また、いずれの部屋にもモニタを設置して、ノートパソコンを使ったプレゼンが手軽に実施できるようにしました」。また、幾何学的な形状の窓が適度に緊張感を和らげてくれる点も大きな特徴となっている。以上のようなオフィスづくりは、さっそく目に見える形で効果を上げつつあるという。「ビジネスの依頼件数も着実に増えていますし、面接に来た学生さんからの評判も上々です。改めて、企業活動におけるオフィス整備の重要さを認識しているところです」
>>> 株式会社サイブリッジ(CYBRiDGE)のレイアウト図
レイアウト図
会社データ

text by 竹内太郎
photo by 木内 博