移転を機に執務環境のグレードアップを図る
株式会社オーシャンブリッジ(OceanBridge)
会社紹介
海外製ソフトウエアのローカライズ・販売をメイン事業にしているオーシャンブリッジ。2001年に3人で設立して以来、ずっと同じオフィスに入居していたが、社員が15名になった2006年に移転を決定した。入居後4年間は移転せずに済むよう、中長期計画から将来の社員数を算出。結果、広さは以前の倍以上を条件に、また営業の関係から立地は以前と同じ渋谷駅周辺と決めて、現在の物件を選んだ。構えはもちろん、それまで人を収めることを優先して犠牲にしてきたオフィス内の使い勝手や快適性のグレードアップも企図したというオフィスをご紹介しよう。
>>>会社としての確かさを表現したエントランス
エントランス写真  多くのベンチャー企業同様、オーシャンブリッジも今回の移転でエントランスを会社の顔として整備した。「以前は、社名が入った小さなパネルとビジネスホンを置いただけだったんです。今度のオフィスでは、ご来社なさるお客様に、当社の信頼性を感じていただけるようにしたいと考えました」(オーシャンブリッジ経営管理部マネージャー・山下弥生氏、以下同)。そこで、スペースを広めにとり、正面にはコーポレートカラーを配した大きなパネルを設置。デザイン性に優れた専用電話や待ち合わせ用のソファ、商品パンフレットの棚を置くことなどで、デザイン性・機能性ともに満たしたエントランスとなった。
>>>将来のことも考えた執務スペース
執務スペース写真 執務スペース内ミーティングテーブル写真  左の写真は、オーシャンブリッジの執務スペース。以前は座席と座席の間を通るのもひと苦労だったというから、かなり余裕をもたせたレイアウトになっていることが分かる。なお、中心部に写っているデスクの島は、営業部門が使用している。「営業は外出していることが多いので、フリーアドレス制を導入しました。今のところ座席数は人数分あるのですが、将来の増員に備えて、その都度空いている席を使うことにしています」。
 また、社員同士の打ち合わせ用に、一角にはカジュアルな打ち合わせに適したミーティングテーブルを設置(下写真)。会議室を増やしたこととあわせてミーティングスペースの“取り合い”が解消されたという。
>>>用途に応じて選べる会議室
大会議室写真 小会議室写真  以前は、8名ほどが入る会議室が1つあるのみだった。「数が足りないことで不便さを感じるだけでなく、自社セミナーを開催する際に外部の会場をレンタルすることで余計な手間や費用もかかっていたんです」。そこで、移転先には大小2つの会議室を確保した。定期的に実施している全社会議や顧客向けのセミナーには、大会議室(上写真)を利用。場合によっては、簡易パーティションで室内を仕切り、少人数のミーティングにも使っている。
 また、個室の小会議室(下写真)は、社外のビジネスパートナーとの打ち合わせや、採用面接に利用。内容や参加人数に応じて適したスペースを選べるようにしたことで、移転前のさまざまな問題を解消できている。
>>>移転で新設したリラクゼーションスペース
リラクゼーションスペース  移転が決定した際、従業員から強く要望されたのが、休憩や昼食をとる場の確保だったという。「また、マッサージチェアがほしいという話はもっと前から出ていた要望で、“移転し、会社の利益が出た際には新調する”というのが社長の公約だったんです(笑)」。今回の移転では、そんなリクエストに応えて、写真のようなリラクゼーションスペースを新設。奥に写っているが、きちんとマッサージチェアも置かれている。見晴らしのいい窓際で、グリーンも置かれているなど、執務スペースとはまったく雰囲気が異なるため、自然にオン・オフを切り替えられそうだ。
 単に広さを確保したり外見を整えるだけにとどめず、用途をしっかり想定したり従業員の要望にも耳を傾けたオーシャンブリッジのオフィス。使い勝手だけでなく、社員の満足度やモチベーションの向上にもつながっているのではないだろうか。
>>>株式会社オーシャンブリッジ(OceanBridge)のレイアウト図
レイアウト図
会社データ

text by 竹内太郎
photo by 飯田照明